よくある質問

Q.揉み返しって何?

いわゆる筋肉痛に似た症状です。
固まった筋肉を柔らかくするために強制的に伸縮させたり揉みほぐすわけですが、その時にどうしても筋肉の摩擦や、微量ですが毛細血管の出血等も起こります。
要するに強制的に筋肉を運動させた状態になるわけです。
当院は極力揉み返しが出にくい様に施術しておりますが、それでも筋肉の状態によっては若干起こる方もいらっしゃいます。
特に普段あまり運動されない方などは起こりやすいようです。

前記したように筋肉痛のようなものなので、だいたい1日~2日以内には収まってくるものです。

Q.どのくらい痛い?

痛みそのものを感じやすい方もいれば感じにくい方もいて、我慢強い方も居れば弱い方も居ます。
「痛いけど心地よかった」という方も居れば、
「トラウマになるくらい痛い」という方も居るわけです。
痛みの感じ方にはかなり個人差があるので、
「どれくらい」と明確に言えるものでもありませんが基本的には状態が悪ければ悪いほど痛みは増していきます。
状態が悪くなっていくのを我慢しても得する事はないので、自覚症状があるのならば出来るだけ早く対応することをお勧めします。

Q.保険診療との違いは?

色々な見方があると思いますが、一言で言えば出来ることの制限が有るか無いかの違いです。

ほとんどの方は保険制度の内容については気に止められた事がないでしょうから、少しお話します。

保険制度とは国民が最低限の医療をも受けられない環境にならないように考えられた制度で、
有用性の高いものではありますが、その一方で
多くの制限を設けられた制度でもあります。
保険診療は厚生労働省が認可した、平たく言えば『目に見える形で異常が認められた生命維持に関わる疾病・傷害に対する最低限の治療を行う』為のものです。
どれだけ自覚症状があっても外観、血液、X線やMRIなどのいわゆる検査で異常が認められない場合、保険診療による治療は行われないわけです。
異常を感じて病院へ行っても「異常はありません。様子を見ましょう。」で帰らされた経験が有る方も少なからずいらっしゃると思います。
つまり、過労や筋肉疲労によって生じる身体の痛みや異常には対応出来ない仕組みになっているのです。代表的な例で言えば肩こりなんかですね。
先進医療、出産、美容整形、健康診断や人間ドック等の予防医療やオミックス医療、これら自由診療と呼ばれるものにも保険は適用されません。
例えば歯科で金属の歯を入れるのは保険が利くけど白い歯を入れる場合は保険が利かないことがありますね。これは美容医療扱いになるからです。
よくお金持ちの方がやるガン治療で数百~千万かかったというお話も聞きますよね。
効果があるのに保険認定はされていない治療だからです。

整骨院等で肩こりや慢性腰痛に対して保険診療を行うところがあるとよく聞きますが、それらはいわゆる保険請求詐偽と呼ばれる不正請求を行っているものと考えられます。整骨院等で保険が適用できるのは『外傷による急性、亜急性の捻挫、打撲、挫傷、骨折、脱臼』に限られており、筋肉疲労による痛みやコリなどには対応していません。
調査機関の統計では不正請求を行っている整骨院(接骨院)は六割以上と言われ、その額は数千億円に上り健康保険制度崩壊の要因とも言われています。

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